石井直樹のお気楽ブログ120

介護職という仕事の魅力について。

「サービスをたくさん買ってもらうノルマがないこと」

介護職員は、その人のニーズに対してだけサービスすれば良い。過剰な介助サービスはその人のできること、能力を奪ってしまいます。

例えば、自分で食事を取れない方に食事介助を行っても、自分で食べられる人に対して行う必要はありません。

モノを売る仕事でもサービス業でも、多くは必要以上、ニーズ以上に「売り込み」を行います。ハンバーガーを頼むと「一緒にポテトはいかがですか?」など売り上げを伸ばすため必要以上を提案してきます。

介護職の場合、腕が上がらない人に対してシャンプーをする介助行ったあと「背中や体の洗いもいかがですか?」とサービスの「売り込み」は不要なのです。