僕は介護保険サービス事業の介護士だ。
介護の仕事をしていると、「利用者(要介護者)さまの希望や要望(願望)を実現する。私たちが全力で支えます!」的に考えがち。
介護とは、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき、心身の状況に応じた介護」であり、生活の質(QOL)の向上とも書いてあります。
僕も、生活において希望や要望がありますが、要介護者ではないので、他者にチカラを貸してもらうにも自分で何とかしなきゃならない。それが出来なければガマンする。要介護者への必要な介護と、願望実現への援助は分けて考えている。