石井直樹のお気楽ブログ482:認知症の人に代わり、一冊の手帳が思い出を記憶していきます。

大和市のデイサービスハッピー鶴間の石井直樹です。

私たちのデイサービスでは「おぼえている手帳」を活用しています。手帳評論家で、私たちの施設とも交流いただいております舘神龍彦氏が考案し、リリースされた新発想の手帳です。

デイサービスでの活用法としては、利用日のご様子をスマホで撮影、プリンター印刷した写真を手帳のクリアポケットに納めます。隣のページの記入欄にその日の活動や、過ごした感想を利用者さまの自筆で記入します。写真日記のようですね。

次の利用日に手帳を開き過去の様子を振り返ることで、忘れかけた記憶の扉が開いたり、思い出せなくとも、自身の記憶の代わりに手帳が過去を教えてくれます。過去の自分を知ることは認知症の人の不安を軽減することが出来ると思います!